ウルトラマンレオ

ウルトラマンレオは、今から30年以上前の1974年(昭和49年)から1975年3月までの時期にかけて、TBS系で金曜日夜7時から放送された特撮テレビ番組です。何度も再放送され、現在ではファミリー劇場でも放送されています。モロボシ・ダン隊長(セブン)がおゝとりゲン(レオ)に対して行った厳しい特訓や、「その顔は何だ、その目は何だ、その涙は何だ! 」というモロボシ・ダンのスポ根的なセリフがなつかしく思い出されますね。

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ウルトラマンレオの主題歌

「宇宙にきらめくエメラルド(エメラルド) 地球の最期が来るという(来るという)」から始まり、「獅子の瞳が輝いて ウルトラマンレオ レオ レオ レオ レオ レオ 燃えろレオ 燃えろよ」で終わる歌詞は、まさにノストラダムスの大予言がブームとなっていた世相を反映し、その中で数々の困難や試練に立ち向かっていったウルトラマンレオにぴったりの主題歌でしたね。このウルトラマンレオの人間体である「おゝとりゲン」隊員を演じていたのが、現在では重厚かつ渋みのある役者として定評のある真夏竜さんです。

全滅したMAC(マック)

ウルトラマンレオこと「おゝとりゲン」隊員は、ウルトラセブンこと「モロボシ・ダン隊長」が指揮するMAC(マック)、通称「宇宙パトロール隊」に所属していました。MACはハンバーガーのマックではなく(当時、日本にはマックはなかったと思います)、Monster Attacking Crewの頭文字の略です。ウルトラマンタロウではZAT、ウルトラマンエースではTAC、帰ってきたウルトラマンではMATが防衛チームの名称でしたね。ウルトラマンレオ(全51話)の中に出てきたMACの特徴は、なんといっても、第40話で怪獣の急襲を受けて、隊長であるモロボシ・ダンとおゝとりゲン隊員以外の全隊員が怪獣に食われて死んでしまい、全滅したということです。これは前代未聞でした。

レオとセブン

ということで、ウルトラマンレオのMACの隊員といえば、主人公のおゝとりゲンと隊長であるモロボシ・ダン以外は、あまり強い記憶は残っていません。しかし、この二人を演じた個性的な俳優がいたからこそ、ウルトラマンレオは30年以上たった今でも世代を超えた人気を得ているのだと思います。ウルトラマンレオまでの昭和のウルトラマンシリーズはDVDとなって販売されています。

真夏竜さんの抜擢

真夏竜さんは、人一倍正義感と勇気溢れ、宇宙の悪に真っ向から立ち向かっていく「おゝとりゲン」を見事に演じてくれました。真夏竜さんの本名は瀬戸幹雄といい、芸名は脚本家のジェームス三木さんがつけてくれたものです。真夏竜さんは、ウルトラマンレオの主役に抜擢される前にバンドボーイやクラブ歌手などをして生計を立てており、その経験を生かしてウルトラマンレオの主題歌や挿入歌(「星空のバラード」)を自ら歌っています。

ウルトラマンレオ以外の出演作

現在、真夏竜さんは、たむらプロに所属していますが、ウルトラマンレオ以降、非常に多くのテレビ番組にレギュラー・単発出演されており、渋い声と重厚な演技で貴重なバイプレーヤーとして活躍されてきました。主な代表作としては、「破れ傘刀舟悪人狩り」(1976年〜1977年、NET系)、「朝の連続テレビ小説 / いちばん星」(1977年、NHK)、「ポーラテレビ小説 / からっ風と涙」(1979年、TBS系)、 「真田太平記」(1985年、NHK)、「武蔵坊弁慶」(1986年、NHK)、「NHK大河ドラマ  秀吉(1996年)、徳川慶喜(1998年)、義経(2005年)」、 「サラリーマン金太郎2」(2000年、TBS系)などがあげられます。なんと、水戸黄門(TBS系)第18部の第6話「めざす敵は領主様・佐野」(1988年)では、モロボシ・ダン隊長を演じた森次晃嗣さんと共演されています。

平成のウルトラシリーズとレオ

真夏竜さんは、平成のウルトラマンシリーズにも出演されています。ウルトラマンマックスの第33話「ようこそ!地球へ 前編 バルタン星の科学」、第34話「ようこそ!地球へ 後編 さらばバルタン星人」では駐在の警察官役を演じ、ウルトラマンメビウスの第34話「故郷のない男」では、僧衣姿のおゝとりゲンを演じてくれました。特にウルトラマンメビウスで「おゝとりゲン」の姿を20年ぶりに見たときは感動しました。ウルトラマンレオが世に送り出してくれた真夏竜さんの今後の演技・活躍に期待したいと思います。

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